希代の天才 スティーブ・ジョブズ。圧倒的エネルギーに満ちた武勇伝
みんなおおきに、ペンギン先輩やで!
今日は世界を変えた天才スティーブジョブズの行動力について解説するで。

時価総額世界一のAppleを創業したジョブズ。世界の誰もが知るものすごい成功者やけど、彼にももちろん駆け出しの頃があって、他の成功者たちと同様に若いころに異常なまでの行動力があったから成功したんや。iPhoneを作った事くらいしか知らない~みたいなそこの君に向けてジョブズが如何に異端な行動力を持っていたか解説していくで。正直ブレーキが無さ過ぎてて意味わからん事まみれやけど、彼の波乱万丈な人生を知ることで、行動力の重要性について学ぶことが出来るはずや。
さあ、ついてきてや!
13歳でHP創業者へ電凸「部品くれへん?」
小さいころから賢かったジョブズ少年は、中学時代にコンピュータサイエンスに興味を持ったんや。
そこで自分も部品が欲しいなぁでもお小遣いないなぁ、と思ったジョブズ少年は「よっしゃ、有名メーカーの創業者に電凸して部品譲ってもらお!」って思ったそうや。
そんで、そっから電話帳を調べまくって電話した相手が”ビル・ヒューレット”。シリコンバレーで有名なテック企業ヒューレットパッカード(HP)の創業者や。いきなり直電してきたジョブズ少年に対してビルは、その大胆さを買ってパーツをあげるどころかHPのサマーインターンへ招待したんや。そのおかげでエレクトロニクスについて色んなことをHPで学ぶ事ができたジョブズ少年は、ますますエレクトロニクスにのめり込んでいくんやな。しかもそれだけはなく、そのHPで働いていたのが、生涯の相棒であるアップル共同創業者スティーブ・ウォズニアックや。実際に二人が会うのはもう少し先やけど、ジョブズ少年の「とりあえず電凸すっか!」の精神があったから今日のAppleがあるんやな。とりあえず行動することの大切さがわかるエピソードやな!
電話回線をハッキングしてローマ法王に電凸
16歳になったジョブズ少年と21歳のウォズニアックは意気投合したのち、雑誌である装置の記事を読み、その装置に夢中になったんや。それは長距離電話ハッキング機器「ブルーボックス」と呼ばれる装置やった。ちなみに当たり前やけど、普通に違法機器やで!
好奇心を持ってその装置について調べたウォズニアックはなんとオリジナルでブルーボックスを作成することに成功したんや。ウォズニアックはそこで止まったけど、止まらないのがブレーキ無し男スティーブジョブズ。なんとジョブズはそのブルーボックスを学生寮で売りさばいたんや。違法なもの作って売って利益得て、って普通にやばい事してるで。しかも実際に電話かけられるか試すために、国務長官を語って「私はヘンリー・キッシンジャーだ。教皇と話したい」ってローマ法王に電話かけたりしてたんやで。全部普通に犯罪で草。最後はピストル突き付けられてやめたらしいけど、とりあえずノンブレーキで走るヤバい奴やってことがわかる。
ゲーム会社に凸、雇ってくれるまで帰らない宣言
大学中退後、宗教や芸術に興味があったジョブズ青年。「うーん、インド行きたいな。よっしゃ旅費稼ぐために就職したろ!」と思いたつんや。思いついてすぐに、当時急成長していたゲーム会社「アタリ」に向かうんや。そしてロビーで受付に「社長を呼んでくれ、雇ってくれるまで帰らない。」って伝えたんや。完全にやばい奴や。受付から「ロビーに汚いヒッピーが来て、雇ってくれるまで帰らないと居座っている」と報告を受けたアタリトップのノーランはジョブズを面接する事にしたんや、ジョブズ作戦勝ちしてて草。ノーランは面白がって採用し仕事を与えたんや。ここまでやったら結構ヤバい人のエピソードで終わるけど、終わらないのがめちゃくちゃヤバい男ジョブズ。仕事中誰にも彼にも尊大な態度で職場の人から総スカンを食らう中、上司のアランに「インドに行きたいから旅費を援助してほしい」と願い出たんや。仕事して稼いで旅費ためるのではなく、仕事で出してもらうという作戦。流石のジョブズパイセンにアランも流石に「マジか、、、」とあきれ果てたが、ミュンヘンに部品の修理に行くという名目でドイツまでの旅費を出してあげ、ジョブズは退社しインドへと向かいました。ドン引きやな!
仕事を外注して中抜きしまくって起業
インドに行ったはいいが赤痢になったりしてインドに絶望したジョブズは色々回ったあと帰国して、またアタリ社に出戻りするんや。復職してからすぐ社長から新製品の部品削減を仕事として与えられたんや。「減らした数だけ報酬が出る」と言われたが、ジョブズは自身ではできないってすぐわかったんや。普通やったら勉強でもして、頑張るんかな?と思いきやジョブズはちがう。ブルーボックスを開発したウォズニアックを毎晩こっそり社内に招き入れて部品削減をお願いしたんや。ウォズは天才やから何十個も部品を減らす構造を思いついて、ジョブズはアタリから5000ドルを受け取ったんや。当然ウォズに「ありがと!山分けや!」ってお金を渡すんやが、なんと渡したのは350ドル!残りはポッケないないしちゃうジョブズパイセン半端ない。
ジョブズ”
ここまで紹介してきたエピソードは氷山の一角にすぎないけど、ここまで見てきた彼の行動にはパターンがあるんや。それは何よりもまず行動することや。
部品がなければ部品会社の社長に電話し、売れるものはとりあえず売ってみるし、雇ってほしければとりあえず頼みに行く。全部常人だとびびっていしまうようなことでも彼はとりあえずやってみるのがすごいところや。
彼はかつてのインタビューでこう答えている。

たいていの人間は、自分から電話をかけて頼んでみるということをしない。
それが、物事を実行に移す人間と、夢見るだけの人間の違いだ。
スティーブ・ジョブズ
何かを始めるのには頭ではなく体を動かす事が大切なんやな。
終わりに
ジョブズも13歳で電凸、16歳で違法機器の売りさばき、21歳で会社凸と異常なまでの行動力があったから成功したんや。時には周りに迷惑をかけることもあるかもしれんが、とりあえずやってみる。が大事なんやな。これを読んでる君も、今日のやることリストに一個だけ「仕事くれそうな人に電話/DMしてみる」を入れてみ。返事がなくてもノーダメだし、もし返事が来たら世界線が一段ズレる、かもしれない。
くさん打って速く学んで、勝ち筋に厚く張る。その最初の一歩を、いま踏み出そうや。
ほな、また次回の「経営者列伝」で会おな。