株式会社Flamers CEO佐藤航智

2023年、マッチングアプリに新星が現れた。メタバース上で出会う「Memotia」である。VR上で出会う事で、より相手の内面を深く見る事が出来ると、今話題を呼んでいる。その「Memotia」を開発・運営しているのが株式会社Flamsersだ。CEOの佐藤航智が東京大学在学時に友人と共同創業したFlamsersは、このメタバースマッチングアプリで世界を見据えている。今回のスタートアップ白書では佐藤CEOにFlamersのこれまでとこれからを伺った。

佐藤航智(さとう こうち) 1997年生まれ。株式会社FlamersCEO。東京大学進学後、大学2年生の時から長期インターンで2年ほど実務経験を積む。2019年に友人二人と株式会社Flamersを設立。自身の経験から長期インターンの口コミサービス「Voil」をリリース。その後2023年、自身の実体験を元に恋愛メタバース「Memotia」をリリース。東洋経済「すごいベンチャー100」選出。

Q1.佐藤さんの夢を教えてください。

佐藤さん:世界中の人々の文化を創る”って書いたんですが、僕は「文化」って言葉がとても好きで、文化とは行動習慣みたいなものだと思っています。 例えば、僕が小学校の頃だと”遠出をする”となったら、事前に家で地図を印刷したり乗り換え順を調べてから向かっていました。 それが今はもうスマホがあるから、その場で調べればいい。こういうのが”文化”だと思っています。 そういった人々の行動習慣をアップデートする、みたいな瞬間がとてもかっこいいなと思ってるんですよ。 だから、ずっとそういったものを作りたいなと思っていて、起業しました。 今手掛けているMemotiaの場合、現在は対面でデートする人がほとんどだと思いますが、 もしメタバースが普及したら、メタバースの中でデートする人もいっぱいいると思っていて、それが新しい文化になると思っています。 その新しい文化を作りたいなと思って、この”文化を創る”にしました。

Q2.Memotiaについて教えてください。

佐藤さん:Memotiaはアバターを使うマッチングアプリで、普通のマッチングアプリとは違いメタバースやスマホ内のVRアバターでデートをします。 基本的に皆さんマッチしてから1ヶ月ぐらいはリアルで会わないんですよ。 Memotiaの中で出会って、Memotiaの中でアバターでデートをして、1ヶ月してからリアルで会いましょう、って言ってからお付き合いする。 そういった形のマッチングアプリになってます。

(Flamers様が運営する恋愛メタバースマッチングアプリ「Memotia」公式サイトはこちら)

インタビュアー:メタバースを活用したマッチングアプリなんですね、現在までの実績を教えて下さい。

佐藤さん:今お付き合いされた方が30組ぐらいいらっしゃって、婚約された方が6組ほどいらっしゃいます。

インタビュアー:リリースから1年ですごいスピード感ですね!今後どういった方針で事業を展開する計画ですか?

佐藤さん:僕らはまずマッチングアプリとして日本で一番使われるアプリになりたいと思っています。最終的には世界で一番を狙いたいと思っていますが、まずは日本から狙っています。アバターのマッチングアプリはまだニッチで、他社のマッチングアプリを試してみて合わない人がMemotiaに来るというのが現状なんですが、Memotiaの方をどんどんスタンダードにしていきたい、というのが野望としてあります。

インタビュアー:なるほど。でもVRデバイスがないと利用できないアプリだと、現状は少しハードルが高いかもしれませんね、、。

佐藤さん:実はもう既に昨年の11月にスマホ版をリリースしていて、VRデバイスが無くても利用できます。以前はPC版とVR版しかなかったったんですけど、やっぱりまだデバイスが普及してないせいか結構ユーザーに偏りがあったんですよね。スマホ版をリリースしてからは、登録者の9割ぐらいがスマホ版が占めていて、今はそちらでやっている方が多いという状況ですね。

インタビュアー:マッチングアプリの問題点としてヤリモク(体目的での出会い)がありますが、Memotiaは解決できるという期待がありそうですね”

佐藤さん:めちゃめちゃありますね。やっぱりマッチングアプリやってる女性のヒアリングをすると課題の一番が”体目的の男性が怖い”なんですよ。男性側の課題はアプリを利用しても”会えない”という人が多いんですけど、女性側は”この人が真剣なのかわからない”というのが課題としてあります。Memotiaはさっきお話したように、マッチしてから1ヶ月,2ヶ月リアルで会わないので、そういった目的の男性が使う意味がないんですよね。なので良くも悪くも本当に真剣な人しかいないので、彼女彼氏を作りたいとか、結婚相手探してる人しか使えないし、逆にそうじゃない人はもうどんどん離脱していくので、すごい安心安全だと思います!

インタビュアー:”なるほど!でも1か月会えないのは少し大変な気もしますね。。

佐藤さん:実は機能としてその日に会える機能があるんですよ。なので気軽にスキマ時間に会えるんですけど、リアルで会うまでのハードルは高いっていう仕組みになっています。恋愛として真面目に会いたいけど、プロフィール充実させてスワイプして日程調整して、とかはしたくない。とはいえ、ちゃんと真面目な人、誠実な人とマッチしたいっていう方向けのアプリになっています。

Q3.起業を志したきっかけを教えてください。

佐藤さん:2012年のドラマで「リッチマン・プラウーマン(フジテレビ)」っていう小栗旬さんが主演のドラマがあったんですが、それを当時中学校3年生の時に見て起業家っていうものを初めてそこで認知しました。主演の小栗旬さんがIT企業の代表のドラマなんですが、すごい本人が楽しそうで、それこそ”文化を創ろう”と世の中を変えようとしてる姿がめっちゃかっこいいなと思って、それが最初の憧れでした。

インタビュアー:憧れから現実としての起業の第一歩目はどんな形でしたか?

佐藤さん:一番最初は東大で”スタートアップを学ぶ”みたいな授業があって、それに出たのが一番最初ですね。その授業ではいろんな企業の方が来て講演してくださって、学生は質問出来るみたいな感じだったんですけど、ずっとドラマの中の架空の人から実際の起業家ってこんな感じでやってるんだみたいなイメージがつきやすくなったのが一番最初ですね。その後は先輩が長期インターンをやっているというのを聞いて、自分も何かやってみようかなと思い応募して実際働き始めたのが、その次のステップだったかなと思います。

インタビュアー:共同創業者との出会いはどんな形でしたか?

佐藤さん:僕らはCOOの柴田とCTOの設楽の3人で共同創業しました。

佐藤さん:CTOの設楽は大学1年の頃からサークルが一緒で大親友みたいな感じでしたね。僕は元々起業したいなって中学生の頃から思っていて、パートナーを探していました。大学1年の頃に”そいつだ!”と思って、声をかけたんですけどめっちゃ断られました。笑

インタビュアー:設楽さんのどんな所を良いと思ったのですか?

佐藤さん:Flamersの思想として”全然違う人たちが集まるから価値が出る”っていうのが根底にあります。設楽は全科目オール5で生徒会長やっててバスケ部キャプテンみたいな超優等生なんですけど、割と僕は得意な科目はすごい得意だけど苦手な科目は全然できなかったりとか。違うからこそ一緒にいていいんだろうな、と思っていたっていうのがありますね。ただ設楽は2年ぐらいずっとプッシュしてたんですけど、全然うんって言ってくれなくて。その頃、設楽が留学で出会った人がCOOの柴田でした。柴田はすごくロジカルなタイプで、エクセルで売り上げ表をいじってるのが大好きみたいなタイプでした。僕は数字とかにそこまで興味がなくて、こういうものが作りたい!みたいな部分がすごく強いので、ここも全然違う所がいいなと思っていました。その後、柴田と起業しよう!ってなったら、結局設楽も最後来てくれて、3人で始まったっていう形です。

インタビュアー:創業期はどんな形で進めていましたか?

佐藤さん:創業は2019年の11月で、当時は”Memotia”は全く構想もなくて、”Voil”という人材紹介の長期インターンのサービスで始めました。

(Flamers様が運営する長期インターンマッチングサイト「Voil」公式サイトはこちら)

佐藤さん:元々、共同創業者3人それぞれが休学してインターンをしてるぐらい、インターンめっちゃ大好きメンバーだったので、学生向けにもっとインターンを浸透させようぜ!という目的で最初は作っていました。

インタビュアー:3人ではじめたころのお写真をみましたが、本当にスタートアップって感じですね。

佐藤さん:そうですね。最初は築30年ぐらいのマンションの一室を借りていて、部屋二つとリビングがあったんですけど、この部屋二つにCTOとCOOが住んでいました。

(実際のお写真)

佐藤さん:僕の実家は歩いて5分ぐらいの場所にあったので、普段はリビングが仕事部屋になって、夜になると普通に2人が生活し始める感じで、めっちゃスタートアップ感がありましたね。普通にドアを開けると2人の洗濯物を干してあったり、台所に食器が転がっていたりとか、そんな感じでしたね。笑

インタビュアー:起業における最初のシード投資を受けたきっかけは何でしたか?

佐藤さん:AKATSUKIというゲーム会社がファイナンスに関するイベントをでやっていて、知識がなかったので遊びに行ったら、そこがたまたまVCを持っていました。相談を受け付けていたので、相談をさせていただいたらすごく気に入ってくれて、ファイナンスが決まったという形です。今でもVCの担当である熊谷さんは仲良くしてくれています。

インタビュアー:投資家の方との思い出深いエピソードは何かありますか?

佐藤さん:数年前にFlamersが空中分解するかもしれない、という時がありました。COOが辞めるってなった時に、COOが辞めるなら俺も辞めるってCTOが言い出して、みたいな事があって。そのときにこの投資家の方がオフィスまで来てくれて、1人1時間ずつ1on1をやってくれて、結局もう1回3人で前を向いていこうとなりました。もう恩人ですね。

インタビュアー:資金調達した感想はどうでしたか?

佐藤さん:初めてのファイナンスだったので、まだ何もない学生3人が大人から評価してもらえた事が嬉しかったですね。金額は1000万とかだったんですけど、当時の僕らからしたらもう1000万なんて超大金でした。ただ額面というより起業としてちゃんと価値があると世間に思われた感覚があってすごく嬉しかったです。

インタビュアー:その後大型の資金調達をしたと思いますが、その理由を教えてください。

佐藤さん:Memotiaは最初VRChatという既存のメタバースで検証していて、結構うまくいきそうってなったんですけど、当時社内のエンジニアがもう僕とCTOしかなかったんです。VoilはWebアプリケーションなので2人でも作れたんですが、メタバースのアプリを2人で作っていくのは無理だってなって、エンジニアを増やしたくて資金調達を始めたっていうのが背景です。

インタビュアー:”資金調達のときに苦労したエピソードはありますか?

佐藤さん:当時のMemotiaはスマホやPCでの展開は全く考えておらず、ヘッドセットのみに対応していました。投資家にも将来的にヘッドセットが普及していくだろうと考える人とそうでない人がいて、良くも悪くもVRに賛成しない人々はすぐに消えていきました。元々VRに興味がある人は、VRが流行すれば必ずVR×恋愛も需要があるだろうとなってすぐに話が進みました。ANRIの中路さんも同じ考えを持っていて、そこはがっちりはまった形です。あまり説得するというフローはなく、最初から賛成かどうかでしたので、そこは比較的シンプルでした。

Q4.株式会社Flamersはどんな会社ですか?

インタビュアー:Flamersは会社としてはどんな雰囲気ですか?

佐藤さん:大学のサークルにすごく近いですね。上下関係があまりなくて、普段からお昼にみんなでお弁当を買ってきて一緒に食べたりとかしています。年に2回合宿をやっているんですけど、それも仕事としてやっているというよりも、サークルの合宿みたいな雰囲気を目指しています。

インタビュアー:会社で大事にしている価値観はありますか?

佐藤さん:会社としては「ワクワクする」を大きなキーワードにしています。これは僕たち自身も、ユーザーの皆様もワクワクして欲しいという考えがあります。仕事も自分が楽しいと感じる方が人生はワクワクする、という部分がコアになっていて、ユーザーにワクワクさせるようなサービスを作るには、社内の僕たちがワクワクしなければ無理だと考えていますね。僕たちが「めっちゃしんどくて帰りたい、、、。」と思っていたら、それがサービスにも影響すると思っています。ただ、そのワクワクも単に楽しいだけではなく、その”仕事自体が”楽しいと思っている人が多いですね。自発的に機能を追加したいと考えて、勝手に土曜日に出社して作業しているメンバーも多いです。

インタビュアー:会社で大事にしている文化ってありますか?

佐藤さん:そうですね、会社としては”自己開示”を大切にしています。周りに対して、自分の気持ちを正直に伝える事が大切だと考えています。Flamersでは週に2回全員での朝会があるのですが、その中で「チェックイン」という文化があります。これは自分の現在の気持ちを伝えるだけのもので、例えば「全然気分が乗らなくてちょっとしんどい」とか「明日ライブに行くのが楽しみ」とかなんでもOKです。仕事に関係なく自分の気持ちを話すことを習慣化していて、これが心理的安全性に繋がっていると考えています。たとえば、誰かがイライラしていたら自分が「その人に何かしたかな、、、。」とか思うこともありますが、実際には昨日恋人と喧嘩をしていただけかもしれないし、家で何かあったからかもしれない。そういった誤解を防ぐことが出来ますね。また、例えば「昨日のミーティングでこういう事言われたんだけどそれはすごい傷ついた」とかも、そんな事言ってんじゃねーよ、じゃなくてとりあえず「君はそう思ったんだね」って全員で受け止める、というのを大事にしています。その辺をちゃんと設計して頑張っているという感じですね。

インタビュアー:なるほど、Flamersで一緒に働くとしたらどんな人がいいですか?

佐藤さん:やっぱりわくわく主軸な人がいいなと思っています。自分もエンジニアの採用に関わっていますがエンジニアは仕事として「自分がこのサービスを作りたいからコードを書いている人」と「お金を稼ぐ手段としてコードを書いている人」はパキっとと分かれていると思っています。Flamersは基本的に前者しか採らないと決めていて、今いるメンバーも元々土日にサービス開発していました、みたいな人が多いですね。彼らがすごく楽しんでいるのが分かるので、そういう人たちだからこそ仕事を任せやすいです。細かい指示をしなくても、自分たちでサービスについて考えて動けるので、手離れがいいですね。好き放題できる代わりに責任が伴うけど、それが楽しいと思ってる人たちがめっちゃいいなと思います。

Q5.事業転換について

佐藤さん:「Voil」は結構売り上げが順調に出ていましたが、どちらかと言うとスモールビジネスよりたという事がわかってきました。Voilで売上100億円を達成するのはかなり難しい、ということもわかってきて、元々やりたかったサービスではあったのですが、Flamersはユニコーンになりたいという目標があったため、新規事業を立ち上げる必要があったんです。引き続き人材系での新規事業も検討していたんですが、たまたまCTOがVRヘッドセットを持ってきて、僕もそれを試してみたらとても良くて「これ世の中変えるじゃんん!」ってなりました。それでVRで何かしようってなって、VR事業に参入することに決めました。

インタビュアー:領域を選定するのに悩みませんでしたか?

佐藤さん:めちゃくちゃ悩みましたね。実際VRに決まる前が結構しんどくて、それこそ領域無制限で探していました。例えば僕はカードゲームをするのでカードゲームの事業を考えてみたり、真面目な人事向けのSaaSを開発することも考えました。色々な範囲で考えていたのでしんどかったですね。ちょっと考えて、無理だねってなって、またゼロから始めるという状況でしたので、進展しているような感じがしなかったです。マラソンみたいにここまでで半分!でなく、駄目だと判断したらまだゼロから、という所がしんどかったですね。

インタビュアー:既存投資家の方は事業転換についてどう言ってましたか?

既存投資家の熊谷さんは結構ポジティブで、人材紹介事業が小さなものであることもわかっていたのもあり、事業に投資しているというよりFlamersの経営メンバーに投資しているという感覚だったそうです。VR事業にもフィードバックもくれますし、事業転換に対しても前向きな姿勢でいてくれましたね。

Q6.起業家として大事にしている事は?

佐藤さん:また同じ話合っちゃいますけど僕はわくわくを大事にしているので、僕自身が常に上機嫌にいることっていうのをすごい大事にしてます。長期インターンを何社かやっていたんですが、その中でも代表(上司)がピリピリしている会社とすごく機嫌がいい会社があって、全然雰囲気違うんですよ。なので僕はこの2人の当時の上司を見ていて、絶対自分は機嫌がいいようにしようって思っていました。無理してはいませんが、オフィスにいるときは上機嫌になるスイッチが入っているというのを大事にしているし、逆に今日は機嫌悪いなと思ったらすぐぱっと帰るようにしてます。ちょっと傲慢ですけど僕(代表)のこの性格とか在り方が社内に伝播していくと思ってるので、僕が機嫌悪かったら、みんなも機嫌が悪くなるような気がしているので、そこはすごく大事にしています。

インタビュアー:起業を志す方にお勧めの第一歩はありますか?

佐藤さん:大人だとちょっとわかりませんが、学生はインターンがめちゃくちゃいいと思います。起業するハードルって能力的な部分はあまりなくて、ただその何をしていいのかがわからないんだと思うんです。人を集めるとかプロダクトを作るとか、何をするかわからないから怖いと感じると思うんです。それはカレーを食べたことない人にカレー美味しいって聞いているようなものだと思っています。その点、長期インターンはめちゃめちゃ良くて、結構学生の長期インターンってスタートアップの会社が多いので裁量権が大きいんですよ。例えばマックのアルバイトとかただと経営の数字見るとかは難しいと思うんですが、小さいスタートアップのインターンって比較的大きな裁量権を任せてもらえます。割と僕は長期インターンしてる時に、社員さんと同じぐらいの仕事を任せてもらっていたので、その時に”こんな感じで採用してるんだな”とか”代表ってファイナンスめっちゃ頑張ってんだな”とかをすごく学べてそれがめちゃめちゃ面白かったです。僕はそれを2年ぐらいやって自分でもできそうだなってなって起業する決意ができたので、まずインターンはめっちゃいいと思います。

インタビュアー:インターンを見つけるためには是非Voilを使ってもらえればと思います!

(Flamers様が運営する長期インターンマッチングサイト「Voil」公式サイトはこちら)

佐藤さん:是非!(笑)素晴らしいサービスですので是非利用してください!

Q7.これからについて

佐藤さん:そうですね、現時点ではMemotiaは結構出来上がってきていますが、まだまだ整備が必要な段階です。資金をバーンと投入して急速に拡大するフェーズではないですが、その時期が近づいている感覚があります。僕とCOOはファイナンスに動いていて、資金がバーンと投入されたらJカーブの急速な成長の部分に繋がる思っています。これまではユーザーのフィードバックを受けて良いモノを作るプロダクトベースという感じでしたが、これからは規模を10倍、100倍に拡大するフェーズが始まるかな、と考えています。

インタビュアー:最後に佐藤さんの今後の展望は?

佐藤さん:今の人生設計では、Flamers以降のことを考えることは出来ていませんね。僕はリタイアしたいという気持ちは全くありません。例えばCOOはうまくいったら田舎で暮らしたいと言ったりしていますが、僕はそういう気持ちはありませんね。基本的には死ぬまで代表として何か新しいことに挑戦していたい、という気持ちが強くあります。

インタビュアー:最後まで生粋の挑戦者という事ですね。佐藤さん本日はありがとうございました!!!!